MATISAのマルチプルタイタンパーB66シリーズは、極めて要求度の高い鉄道路線関係者の信頼を長年にわたり獲得し続けてきました。一般軌道上での作業性能もさることながら、とりわけ分岐器軌道のタンピングにその真価を発揮します。精確な軌道線形整正能力、バラスト締固めの高いクオリティ、そして各装置の素早い取り回し性能は、お客様から高い評価をいただいています。 このシリーズには非連続締固め タイプのB66Uと、連続締固め タイプのB66UCがラインナップされています。タンピングシャトルを備えるB66UCは、一般軌道上での高い作業効率を保証します。 2018年には、さらに効率の高いダブルヘッド連続締固め型マルチプルタイタンパーB66UC-Dの発売を予定しています。
The B 66 UC-D is a high-performance universal, double head, continuous action, tamping machine designed for normal and high-speed lines. The B 66 UC-D consists of a tamping shuttle supported by two bogies and on which the machine frame rests. The power unit is located on the power unit trailer resting on a bogie and an axle.
The tamping shuttle is fitted with height independent tamping units, a lifting and slewing clamp, as well as two telescopic diverging track lifting devices to assist the lifting and slewing clamp when handling heavy switches and crossings. This machine is able to deal with switches and crossings as well as plain line in continuous mode. It can also perform this work in discontinuous mode if necessary. It can also be used as a single or double head machine, depending on site conditions. All these characteristics make it a very versatile machine.
B66UCは、在来線及び高速軌道用に設計された超高性能の連続締固め型マルチプルタイタンパーです。PCマクラギを使用した重量のある分岐器や一般軌道の処理が可能です。
この機械には、タンピングユニット4基及びレベリング・ライニング用クランプを搭載したタンピングシャトルを装備しています。 分岐器類の作業時には、分岐器用伸縮アーム付きクランプが
これらの装置をアシストします。
極めて作業性の良い このタンピングシャトルにより、一般軌道における作業効率がアップします。タンピングユニットの前後移動量が大きいためY字型鉄マクラギ使用の軌道も容易且つ迅速に処理いたします。機械の中心に位置する作業キャビンからはツールおよび軌道への視認性が抜群です。
操作性はシンプルで制御装置も人間工学に基づく設計となっており、オペレーター2名での運転が十分に可能です。
B66Uは、分岐器類の作業に威力を発揮する超高性能マルチプルタイタンパーです。 B66UCとの違いは、タンピングシャトル式でないシンプルな設計となっています。装備している装置はB66UCと同じですので、分岐器類の処理においては同じ性能を発揮します。一般軌道での作業効率に関してはタンピングシャトル式のB66UCが優れています。 機械中央部にある作業キャビンは、各装置や軌道を 目視することができ 在来線、高速軌道の別を問わず、分岐器類の作業を容易にすることができます。 B66UCと同様に、操作方法はシンプル、制御装置も人間工学に基づく設計となっており、オペレーター2名での運転が十分に可能です。
B45UEは一般軌道・分岐器両用シングルヘッドユニバーサルマルチプルタイタンパーで、主に在来線で使用されています。 この機械の構成はB45Dと同様ですが、分岐器類や一般軌道のタンピングへの適性を高めた装置を装備しています。B45UEにはフック・ローラー付クランプと、Cタイプ1,800mmコンビ型タンピングユニット4つを装備。MATISAの高周波楕円運動方式テクノロジーが、16丁のタンピングツールを駆動します。 これら装置を組み合わせることで、使用上の可能性が大きく広がります。B45UEは分岐器類を難なく処理し、また軌道更新機やバラストクリーナーによる作業後の一般軌道のタンピングにその高性能を如何なく発揮します。
分岐器類のタンピングを容易化するため、B45UEには分岐線の扛上装置を装備可能。トレーラーには分岐器用又は一般軌道用ブラシ、バラストストック用サイロ、バラスト整理プラウ、さらにはコンパクティング装置などのオプションを追加することができます。 B45D同様、軌道線形記録装置や追加キャビンなどもご用意しています。 このマルチプルタイタンパーは、広軌又は狭軌路線、軸重制限のある路線、さらには車両限界の厳しい路線でも能力を発揮します。 さらに「複軌間線」の作業も可能です。 多機能性、そしてシンプルな構成と操作性を兼ね備えたこの機械は、多様な現場の状況に対し卓越した作業のクオリティを保証します。
南米・アジア・アフリカ地域用として特別に開発されたB 35 Cは 従来線で使用されるシングルヘッド式の一般軌道・分岐器両用マルチプルタイタンパーです。1主軸および1駆動ボギー台車上に 運転席および作業席がある2キャビンが置かれ、SCANIA®またはCATERPILLAR®エンジンが搭載されています。C型タンピングユニット4基の16丁およびフック・ダブルローラークランプを装備、分岐器においても一般軌道においても底威力を発揮致します。オプション装置として分岐線扛上装置を基本仕様に追加することも可能です。
タンピング作業の際、作業キャビンのオペレーターは常時数多くの制御装置を操作しなければなりません。 MATISAのマルチプルタイタンパーが新たに提案する作業スペースにおいてはこうした操作を全て行う必要はなくなりました。様々な設定が可能なタッチパネル式セントラルユニット、多機能ジョイスティックによる各種ツールの位置決め、そして多数の制御装置の自動化などを通じ、操作が簡易化されています。
MATISA MATÉRIEL INDUSTRIEL S.A.